
今回はピアサポートセッション「Tips」さんをご紹介します!
金沢市の金沢学生のまち市民交流館を中心に、さまざまな集まりを企画されています。
ピア・サポートのピア(Peer)は英語で「仲間」という意味だと思いますが、具体的にどういった方が集まって活動されているんでしょうか。
代表の中野さんにお聞きしました!



当事者の集まりを始めたきっかけ

Tipsでは精神障害をはじめとする生きづらさを抱える人の当事者団体として交流会を開催しています。
他にも支援者、周囲の方々を対象に、交流会や各種イベントを開催しています。

ピアサポート、当事者同士の集まりをやってみてどんなところが良かったですか?

当事者同士で話すことで得られるものとして、
①安心感、共感が生まれる
②経験談をもとにした対処法や情報の交換ができる
③自分もできるかもという希望を持てる、といったものがあると思います。
同じ特性だから共感できることもあるし、生きづらさを抱える人同士で理解できることもたくさんあると思っています。
「こうしなさい」という助言ではなく、「私はこうだったよ」という経験を伝え合うことでより受け止めやすく感じられるのではないかと思います。

まさにピアサポート、「仲間」でつくる交流会という感じですね。
なぜこうした活動を始められたのか、きっかけを教えてください!

自分が不登校・ひきこもり経験者で精神障害当事者でもあり、これまで様々な方にお世話になったり色んな居場所に救われてきた体験をしてきたので、いずれ自分でもそういうことをしたいと思っていました。

ご自身が体験されたことを、自分でもやってみようと思うことがすごいなと思います。
いきなりスタートするのは大変そうですが、それまでにも活動なさっていたんですかね?

県のひきこもりサポーターや障害者ピアサポーターとしての活動を積んで、様々なご縁があってTipsを立ち上げることができました。
ひきこもりから長い就職活動を経て障害者福祉の仕事に関わるようになり、他にも県のひきこもりサポーターや障害者ピアサポーターとして当事者の方やご家族、支援者の方に向けての講演などをさせていただきました。
自分が経験してきたことをベースに、よりそうなかま掲載の他の団体にも積極的に顔を出させていただいて学び、自分なりにイメージを作ってきました。これまで知り合った当事者の方々にも協力をお願いし、メンバーを集めて立ち上げることができました。

ご自身が支えられたりいろんな方の協力があってスタートされているんですね。
同じ悩みを抱えているかなと思えたら、少し話しやすそうです!
支援者に相談というより、答えがない感じの雑談したいって時もありますもんね。

そうした経験から、当事者同士で接することによって安心できる雰囲気や良い刺激が生まれ、生きづらさと付き合うヒントを得てもらえると思っています。
人と人、団体のつながりを作るお手伝いができればと思います。


活動紹介

Tipsは生きづらさを抱えた人が自由に過ごせる居場所です。
安心して話せるよう当事者スタッフがお聴きします。
お悩み相談、趣味の話、情報交換などにご利用ください。


ピアサポートセッション「Tips」交流会
会 場:金沢学生のまち市民交流館(金沢市片町2-5-17)など
日 時:月4回程度、開催日や内容についてはInstagramにて告知
参加費:300円(飲み物、お菓子あり)
※途中参加、途中退席自由です。
※一・二ノ間、土蔵の日は会場の定員がありますので、参加希望の方はご連絡いただけると助かります。
開催の様子、イベント情報などはInstagramをご覧ください。
【Instagram】 http://www.instagram.com/pss_tips?igsh=ZzNkbmR2N3VwajZo /

Instagramの開催情報を見ていると、アート交流会やカラオケ、忘年会などもされているようで活動がとても活発ですね!

途中参加や途中退出も自由で、障害特性や生きづらさについても話していますが、みんなでテーブルゲームを楽しんだり、のんびり好きなことをしたり過ごし方も様々です。
話の内容も障害特性について、仕事や生活のお悩み相談、趣味や好きなことの雑談など多岐にわたっています。セッションの名の通り、その日の参加者によって会の雰囲気が変わるのが面白いところだと思います。

毎回違う雰囲気というのは、毎回楽しみになりそうです!
「テーマが決まっているミーティング」ではないので、自然体で参加できそうな気がしますね。

同じものが好きな仲間探しをしたり、興味があってやってみたいけどハードルがあるということについて一緒に企画したりもします。
さらには親交が深まったメンバー同士でお出かけしたというお話も聞かせていただいており、嬉しく思っています。

毎回多くの方が参加されていて、最初参加するにはちょっと勇気いりますね(汗)

他の人に聞かれたくないことについては代表が個別でお話を伺ったりもしています。
初めての方でも特性や趣味、話したいことを共有しやすいように自己紹介シートを用意するなど、話に加わりやすい工夫もしています。
人数の少ないテーブルやゲームしているテーブルに参加してもらったり、スタッフが間に入ったり、聞かれたくないことはスタッフが個別にお話を伺ったりもできます。
緊張する、話が苦手ということについて理解してくれる方も多く、みんながその人らしく無理のない参加ができるような雰囲気を作ってくれています。 スタッフへの相談も気軽にしてもらえればと思います

参加の方法も不安なら相談して、サポートしてくれるスタッフさんがいたら行けそうな気がします。
一番最初の参加は、興味のあるテーマでイベントがあれば参加しやすいかもです!



今後について

これからやってみたいこととか、こんな風にやって行きたいとかありますか?

・安心して過ごせる居場所
・交流を通して生きづらさと向き合うヒントを見つける
・人と人、人と団体をつなぐ
「精神障害をはじめとする生きづらさを抱える人の当事者団体」と掲げていますが、そもそも生きづらさを抱えていない人はいないと思っています。だから誰にでも来てもらえる、そんな空間を目指しています。
当事者団体とは名乗っていますが、関心を持ってくださる方、学生さん、ご家族、支援者、医療福祉に携わる方などいろんな方が顔を出してくださっています。

いろんな方が関わっているようなので、人との繋がりは多くできそうですね!

不定期ですがお出かけやレクリエーションなど交流を楽しむイベントも開催しています。
会に集まった方同士で特定の特性について集まって話す会や、趣味を一緒に楽しむ会など派生も生まれています。
面白そうなことがあれば積極的にお手伝いさせていただいています。

開催は場所が変わることもあるようですし、会場に定員があることもあります。
まずは一度連絡をしてから参加されるのがいいと思います!
自分の興味のあるイベントなどから参加すると楽しそうですね!
ピアサポーターもいる集まり、興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか?



連絡先、お問い合わせ
ピアサポートセッション「Tips」
代表:中野喜文
お問い合わせは団体詳細ページのフォーム、またはInstagramのDMからどうぞ!
