令和8年6月28日(日)金沢市元町福祉健康センターにて、石川県、石川中央都市圏(金沢市、白山市、かほく市、野々市市、津幡町、内灘町)の市町及び社会福祉協議会等、「よりそうなかま」の支援団体代表者等によるひきこもり広域ネットワーク連絡会が行われました。



“もとまちカフェ”として始まったこの集まりは、公的機関の担当者の方々の参加も多く、毎年開催されています。
今年の連絡会では、医王ケ丘病院理事長の岡宏さん(精神科医)をお招きして「精神科訪問診療の実際と地域支援」というタイトルでお話いただきました。
また、ひきこもり支援団体HSPさんの「便利屋オッケー」事業の紹介、よりそうなかま新規加入団体の「おやこカフェhoccori」さんの活動紹介が行われ、活気あふれる連絡会となりました。




参加者からは以下のような感想が聞かれました。
お忙しい病院の先生がこうした集まりに出てこられるのは珍しいと思いました。直接お話が聞けて親近感が湧きました。
ひきこもりの訪問診療があることはなんとなく知っていましたが、実際にされている先生のお顔を見ることができて、訪問診療も現実的な選択肢の一つになった気がしました。
金沢市に住んでいますが、親族は周辺市町なので広い地域の情報が得られて良いですね。公的機関の方とも関わることができていい機会でした。
普段顔を合わせる方もいるし、この時にしか会えない方もいるし、貴重な集まりです。顔を合わせたときにしか出てこない話題とか、情報もあったりして実際集まることは大事だなぁと思いました。ありがとうございました。




毎年開催されているこの連絡会は、当事者グループや居場所を運営する支援団体等と、公的機関の関係者や支援者が皆さん集まって横のつながりを作る貴重な機会となっています。
よりそうなかま加入団体のみなさんは、それぞれの想いがあって活動を始められていると思います。一方でその活動の忙しさや、悩んでいる方を目の前にして自分自身のもやもやや悩みを少し後回しにしてしまうこともあるかもしれません。「どうしようかな」とちょっと立ち止まって考える時間が欲しい時に、同じ活動をする仲間や横のつながりがあると、支援者自身が相談しやすいのではないかなと思っています。
今回も金沢市福祉健康センターの呼びかけによって多くの方が集まり、それぞれの活動を知ってもらったり、近況報告し合ったりと活発にお話している様子が見られました。この集まりを楽しみにしている方も多いようで、連絡会が終わっても話し込んでいる方が多かったです。
インターネットの普及とともに嘘か本当かわからない情報が飛び交い、何を頼りにしていいのかが難しくなってきていると思います。AIの登場とともに時代が大きく変わろうとする中で、支援者が繋がり合って顔のみえる関係を作り、またそれを支え合うネットワークがあることは地域社会を下支えする存在だなと、改めて思う機会となりました。

