令和5年6月18日(日)元町福祉健康センターにて、石川県の公的機関・石川中央圏域(白山市、かほく市、野々市市、津幡町、内灘町)の市町・地区社会福祉協議会担当者、「よりそうなかま」の団体代表者等によるひきこもり広域ネットワーク連絡会が行われました。
“もとまちカフェ”として始まったこの集まりは、公的機関・行政の担当者の方々の参加も増え総勢61名の参加となりました。
この連絡会では、金沢大学医薬保健研究域保健学系の田中浩二教授をお招きして「支援者のための相談の受け方講座」と題しての講話や、「よりそうなかま」新規加入団体の紹介、その後交流会なども行われ活気のある会となりました。
久しぶりの対面開催について参加者からは以下のような感想が聞かれました。
久しぶりの対面開催でしたがとても多くの方が集まり、初めて会う行政の方とも顔がわかる関係になれて、とても有意義に感じました。
他の活動をされている方がたくさんいるのは知っていたが、団体名やお話だけ聞いたことがあるだけでした。
今回実際に直接お話しすることができて、新たに繋がりを持てた気がします。
講話やミーティングの間もそうでしたが、終わってからも参加者同士が挨拶しあい、話し合ったり名刺交換をしている姿がたくさん見れて、みなさんの熱意を感じました。
支援者同士の不安や困り事を共有できたことも良かったし、支援者として自身のなかった相談の受け方などについての講話があり、いろんな学びの機会になりました。
久しぶりの相互に顔の見える集まりは、活動や業務の空気が感じられる、垣根を超えた関係づくりの第一歩となりました。
支援者自身が悩みを抱えたり、渦中にあったりすることも多く、孤立していくことも珍しいことではありません。
同じような活動をする仲間と出会い、支援者同士の悩みを共有したり、情報交換をしたりできる緩やかなネットワークが巡り巡って誰かの力になれるのではないか、そんな思いにさせてくれる日となりました。